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PERSEUS

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Perseusの設定

  Perseusの設定はリファレンスマニュアルに記載されているがネットワークの設定は詳しい説明がありません。
以下はPerseusリモート受信、Perseusリモートサーバーの設定ですが初めてPerseusを導入する場合も以下の手順でできるので参考にしてください。
(2015.3.11→2019.11.23改訂)

右の画像はPerseussverが正常に動作しているときの画面。

 


 

■最初の注意
 AORのサーバからペルセウスUSBドライバのzipファイルをダウンロードし、Perseusドライバをインストールする手順ですが、ドライバを正常にインストールするまでperseus.exeを起動してはいけません。perseussver.exeも同じ。もしそうした場合はPCからPerseusを削除し、最初から始めてください。

また今Perseusをインストールして受信はできているがリモート受信ができない場合やリモートサーバの設定がうまくいかない場合は一度PCからダウンロードしたPerseusのzipファイルから解凍したPerseusファイルをフォルダごとすべて削除して最初からやり直してください。

また、インストール前に設定がうまくいかない場合に備えPCをインストール前に戻すことができる復元ポイントをあらかじめ作成することをお勧めします。

コントロールパネル→システムとセキュリィティ→システムをクリック
この画面で左側のシステムの保護をクリックしてOKを押す。

ここまでまだ何もしていない場合も含めここからスタートです。
Perseusドライバのインストール(Windows10 64bit/32bit)
インストール前にPerseusの電源を入れておきUSBケーブルでパソコンと接続しておく。

Perseusドライバをダウンロードしたあと使用しているWindows10 64bit/32bitのOSに合わせてPerseusのドライバ64bit用または32bit用を、同時にダウンロードしたマニュアルに従いドライバをインストールする。
  ↓
perseus署名済みUSBドライバのダウンロードはここ

続いてPerseusのソフトウエアもダウンロードしディスクトップに解凍しておく(インストール)。
  ↓
Perseus ソフトウエアのダウンロードはここ


■Perseusドライバが正常にインストール出来たらPerseus4.1aのPerseus.exeを起動し、初回起動時のみ表示される画面の接続に関する問い合わせは何も考えずにすべてOKにして進みインストールする。Perseussvr.exeも同じ。

何も考えず画面の表示をすべてOKにすると以下が自動設定になる。またWindows defenderが表示される場合はブロック解除を押す。
 ↓
 Windows10ファイアーウォールの特定のポート8014(例)の通信を許可する。
 ・MTTP Protocol Handler      ペルセウスのリモート受信
 ・Perseus Control Software   ペルセウスの受信ソフト
 ・Perseus Server Control Software  ペルセウスサーバーのソフト

※画面のまま⇒Perseusのソフトを最初に起動したときにファイアーウォールの例外にperseusが自動設定される。インストール時に画面に表示されるパブリック/プライベートの選択は意識せずそのままOKを押す。うまくいかなかったらperseus4.1aを一度削除してからやり直すがUSBドライバの再インストールは必要ない。

ここまで出来たら次に進みます。

1.PCのIPアドレスを固定する
PersseusをインストールしたPCのIPアドレスを固定する。
Windows10の画面右下のツールバーにあるインターネットのマークをクリック→ネットワークとインターネットの設定を開く→ネットワークと共有センター→基本ネットワーク情報の表示と接続のセットアップ→イーサネット→イーサネットの状態の画面で左下のプロパティをクリック

ここでイーサネット詳細画面の中央の詳細をクリックするとルーターが使っているIPアドレスがわかる。 

例:→IPv4アドレス 192.168.1.1 デフォルトゲートウエイがルーターのIPアドレス



PCのIPアドレスの固定
イーサネットの状態の画面から左下のプロパティをクリック

インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)を探して右下のプロパティをクリック

インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)のプロパティ画面を表示する

●次のIPアドレスを使う(S)
IPアドレス        192.168.1.50 (※例:パソコン同士で競合しない設定)
サブネットマスク     255.255.255.0
デフォルトゲートウエイ  192.168.1.1  (例:ルーターのLAN側IPアドレス)
※PCのローカルIPアドレスは例で50を使っているが2~254までのバッティングしない任意でよい。


●次のDNSサーバのアドレスを使う(E)
優先DNSサーバ      192.168.1.1   (例:ルーターのLAN側IPアドレス)
代替DNSサーバ      空白でもよい

OKを押す

参考:IPアドレスを固定する方法KAGEMARU-info


2.ルーターのポート開放
PCのブラウザに直接ルーターのIPアドレスを入れルータのブラウザを起動する
ルーターのポートマッピング (ポート番号8014の場合)

192.168.1.50  TCP  8014  (Perseus受信用)
192.168.1.50  UDP  8014  (Perseus Server用)
※一つのルーターでポート番号は重複できないがTCPとUDPはプロトコルが違うので重複しない。
※ポート番号8014は複数のPCにPerseusをインストールする場合はPCごとにポート番号を変える。(例:8015.  8016.  8017等)
※ポートマッピングは静的IPマスカレードともいう
※ルーターを設定したら必ずルーターの再起動をかける。

参考:ルーターのポート開放開設KAGEMARU-info

3.Perseusの設定

Perseus.exeを起動してMicrotelecomのマークをクリック→Network Seting→

Client Nickname  Ja2qbs           (例)
City/Country       Gifucity JAPAN  (例)
Client UDP Port    8014      (例)
Lo                      136.705171    (例)
La                       35.383440   (例)

以上の設定でリモート受信ができます。

※緯度、経度はGoogle マップから調べることができます。

4.Perseusサーバの設定
Perseussvr.exeを起動し画面の左上のMicrotelecomのマークをクリックする

ServerMode                 LAN

Server Configuration
Nick Name                  ja2qbs
TCP/IP Server Port       8014
Password                     任意のアルファベット8文字以上厳守
Disconnect                   30分(接続時間)
After a session             5分 (切断後の再接続間隔)

Extermal Down Converter     設定しない

Identification on the
Server Name                ANT:3.5MHz   Fullsise DP  16mH

City/Country                 Gifu city   Japan
La                                35.383440
Lo                                136.705171

※こちらはLaとLoが逆になっているので注意


ここまでで設定は完了ですが正常に動作していますか?( ^)o(^ )

■Perseusの右下のMEM欄に表示される周波数テキストeibi.txtを最新版に更新しておく。
 方法はPerseusよくある質問コーナーのQ11を参照する。

perseusよくある質問コーナーはここから
 

■Perseusがうまく動作しない場合の問題点の切り分け
Perseusの受信ができるが地図上に表示される旗マークをクリックしても接続されない等の問題点をループバック試験で切り分けることが出来きます。

Perseus.exeとPerseussver.exeを同じPCで起動させる。
ここでローカルホスト・ローカルドメイン接続IPアドレス 127.0.0.1を使う。

perseusの画面左下の
Input SELECT クリック→Netクリック →  Adp クリック
Domein Name or IP Address   127.0.0.1
Client UDP Port                      8014
conectをクリック

これでPerseussverに接続できて受信が出来ていればホームネットワークのルーターからPCまでのPerseusとPerseussverが正常に動作していることが確認できる。

後はインターネットが使えればルーターの設定をチェックする。


■Perseeusを長く使っているとある日突然動かなくなる時がある。
【実際の体験】
WiFi接続しているとインターネット接続が何らかの原因で一時切断された場合だがネットが正常な場合はPCを再起動することで回復します。念のためルーターも再起動させます。

インターネット接続が正常の場合2
まず最初に確認することはパソコンのIP固定アドレスがきちんと設定されているか確認します。何かの操作が原因で設定したパソコンの固定IPアドレスが外れているかもしれません。ルーターのDHCPによりPCで固定したIPアドレスに競合が起こったりする場合も勝手に外れるので注意。特にネットワークカメラを使っている場合に起こりやすい。

その他の原因
①Perseus本体の電源offでPCのPerseusを起動した。
 →Perseus本体の電源リセットとPCの再起動を行う。

②Peruseus Serverを動かしているときに誤ってWindows10の更新を行った。
 →Perseus本体の電源リセットとPCの再起動を行う。

③市販のウイルスセキュリィソフトが悪さをしている。(ウイルスバスタークラウドはOK)
 この場合一度ウイルスセキュリィティソフトを止めるか、セキュリィティソフトでPerseussvr.exe  perseus server.exeを例外に設定してみる。

④Perseusが動作中にWindows10の更新プログラムが自動更新でPerseusのUSBアダプタやWiFiまわりで不具合が発生してしまう。
⇒PCの電源コンセントを一度抜き電源ボタンを押して電荷を完全放電してからPCを入れ直す。 

⑤PerseusのACアダプターの故障。アダプターのプラグの電圧が5V→4Vになっていたためperseusが動作しない。R2.8.23
ACアダプタはAORでは品切れになっている。ホームセンターかamazonで代替品が購入可能。

 代替品:ELPA  AC/DCスイッチングマルチアダプター 5V 2000mA 出力電圧安定化回路内臓  7種類のプラグ形状に対応する優れもの。 ¥1.6K
 perseusのプラグサイズは外径5.5mm 内径2.5mm
※スイッチング電源はノイズの発生が懸念されるのでパッチンコアとノイズカットトランスで対策する。


セキュリィソフトを止めても動作しない場合はPerseusのすべてを一度削除してすべてインストールを最初からやり直す。


※ほかの方法として
Peruseusの正常動作日まで、もしくはPeruseusのインストール前までシステムを復元ポイントで元に戻してみる。

 またウイルスセキュリィティソフトでスキャンした脅威ファイルを削除するとまれにシステムの一部が壊れてしまうことがある。

その場合の復旧方法としてWindowsのシステム修復機能「sfc /scannow」を使ってPCのシステムファイルの修復を試してみる。
「sfc /scannow」はWindows旗マークを右クリックして管理者コマンドプロンプトから「sfc /scannow」を実行しますが詳細はネットで検索してください。

《追記2018.1.29》
​ Perseussvrを長く立ち上げていたらマイクロテレコムの地図にペルセウスのマークが表示されなくなった。他の日本の局は表示されている。
Perseusからループバック試験OK、他のグローバルアドレスによる外部接続もOKだった。もしかしてセキュリィティソフトが原因かと考え、Windows10の復元ポイントを使って以前の状態にPCを戻したが同じだった。

​ 4日間様子を見ていたらサーバーに接続の形跡があったので地図を見たら復旧していた。​なぜ自分だけ止められていたのかはわからないがその間こちらもグローバルIPの変更(ルーターの再起動)とPerseuservrのconfigraitionでNicknameを変更し別人になったが。このことが回復に関係したかは不明。


■トップの画像は画像はペルセウスサーバーをループバック試験で動作確認をした後、サーバを公開した画面で接続中のIPアドレスが表示されます。



その他
■セキュリィティ対策の一環として
 ルーターのパスワードに「user」を使っている場合は変更することと、ルーターに記憶させない。またPCのホームネットワークの探索を無効にしておきます。
Windows10
コントロールパネル→ネットワークとインターネット→ネットワークと共有センター→共有の詳細設定の変更→ネットワーク探索を無効にするにチェックを入れる


《参考》
■接続してきたクライアントの接続地域・回線状況などを知りたい場合はIPアドレスを検索するとわかります。
【注意】ただしこういったたぐいのサイトは安全でない場合もあります。
 
《参考》私がたまに使ってるIPアドレス検索サイト   ↓
   http://keiromichi.com/


《Perseusの操作チャート》

■IPアドレス ブラックリスト
 Perseus serverで接続拒否をしたい場合、そのIPアドレスをblacklist.txtに書き込みペルセウスの起動フォルダ(perseusv41a)に保存する。

blacklist.txtの作成例

#IP black list  file
192.168.1.50   ← perseus serverのPCで固定したローカルIPアドレス
#19.168.1.3      Commented -not  filtered
192.*.*.*          All  networks  starting with  192(192.0.0./8)
192*                 Same effect as previous line
82.56.35.15      aaa black 1  ←ここにblack IPアドレスとNicknameを書く
82.56.35.16      bbb black 2     〃
82.56.35.17      ccc  black 3   〃

*相手がルーターの再起動をするとグローバルIPアドレスが変わるので変更になったblack IPを書き直す。
*82.56.35.15~17は例で存在しません。

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