80. FreeDV HFデジタル音声通信
FreeDVはHF帯でアマチュア無線用に開発されたデジタル音声通信(ボイス)モードでSSBの変調方式で送受信される。(G1E・G7W)
FT8はデータ通信(F1D)で、どのバンドでもUSBであるのに対してFreeDVは音声通信なので10MHz以下のバンドはLSBを使用する。
FreeDVをLSBで聞くとトラックのアイドリングのような音がするだけで全く会話が分からない。秘匿性ががあるといえばある。
FreeDVはSDRによるデジタル音声からAI技術を用いて人間の音声データだけを抽出してデジタル伝送する仕組みだ。ノイズはAIで削除される。
RADEv1 ヨーロッパではレイド1 、日本ではラド1と呼ばれているFreeDVの音声帯域はmax8KHzで占有周波数帯域は2.1KHz以内の帯域で交信できる。SSBはmax3KHzにくらべ8KHzの高音質な通信ができるとある。
開発中のRADE v2モードは1KHz以内であるので3KHzの帯域に同時に3局が入れる計算。しかしRADEv1とRADEv2との直接交信は出来ない。
画像はFreeDVを立ち上げた画面である。
左側のウオーターホールは信号をデコード中の画像になる。この画像が珍しいのはウオーターホールがウナギのようにうねっている。これはデコード中の周波数が変動しているとみられる。周波数の変動はRADE1のAIが補正しているとされるがこの画像かは不明。
電離層の反射によるものかも不明。
相手へのレポートはSNR (例 -2dBとか)を送る。
右側はFreeReporterの表示である。
ハイライトの色は
赤色 TX送信中
青緑色 RX受信中 他局からのFreeDV信号をデコード中
緑色 *最新のAI音声コーデック(見ていない)
ピンク テキストメッセージ送信中
白色 待機状態
受信
7.1670MHz付近で16時からFreeDVの ロールコールが毎日のように開催されている。 キー局はJA1MEI局
2026.09.30 (水) 7.1670MHz 16:00JST FreeDVでロールコールがSSBで始まり雑音が多い中、各局がFreeDVに切り替えたらとても静かでクリアな音声が聞こえた。ただし相手の信号が弱いと無音になったり、音量が小さい、プツプツする、声が裏返ったりする。
音質はパソコンにマイクを入れているのでSSBと違いとても柔らかないい音質で聞こえる。
デジタル通信なのでFT8のようにPSK Reporterが活用できる。
ネットで「PSK Reporter」を検索してオンライン中の局が分かる。
PSK Reporter マップはここ モードはFreeDV バンドは40mで検索する。国内は約40局
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【設定の忘備録】
FT2000D+SCU17+SCU21でFT8 WSJT-X v3.0、FreeDVをWindows11で運用中。
設定の多くはAIで調べた。 FreeDV Ver2.4.0(2026.8.25)
PCにFreeDVをインストールした後でパソコンの保護設定から例外設定が必要。
ウイルスバスターが聞いてくるので例外にしておけばよい。(Freedv.exeを例外にする。)
設定で一度うまく出来たが、そのあといろいろいじってしまってどうにも動かないので一度PCからFreeDVのuninstol.exeでFreeDVを削除して再インストールしたがなぜか設定内容は元のままになっている。たぶん設定ファイルはPCのどこかに残ったままになっている。
ということはネットから今後最新版を同じように削除・再インストールしても新たな設定はいらないということになる。
設定を最初からやり直す。
Tool→ Easy Setupで標準設定にする。ここからスタート
FT2000DとFreeDV
FreeDVはWindows11でも動作するとなっている。
FT2000DはSCU-17とSCU-21が接続されていてFT8が動作しているので、これでFT8 と FreeeDVの両方が使えるがFreeDVを使用する場合はFT2000DのメニューでFrontから背面入力の切り替えが必要になるとAIが回答。
SCU-17はサウンドカードを内蔵していてPCとの間は電気的に絶縁されている。
PCへのMIC入力とAF出力は不要でUSBケーブルでPCと接続されている。回り込みはないとなっている。
FT2000Dの設定
①「背面PAKCET DATA INを有効にする。」
Menu No.084[J3E MIC SEL]をFrntからdAtA(背面データ端子)に変更する。
この設定を変えたらSSBの交信がMICからできなくなるのでその時はFrntに戻す。
FT8はFrntのままでよい。
【訂正】2026.10.12
Menu No.084 をdAtAに設定していたがFrntのままでも問題なく交信ができた。
AIで設定を調べて設定したがFT8ではこの設定をしなくても交信ができるので変だなと思ってFrntに戻してみたら問題なく交信できた。
結論 FT2000でFT8が使えるなら無線機側は何も設定しなくても良かった。
②Menu No.085 [ J3E TXBPF] で3000Hzフル帯域にするが、1-29(100Hz~2900Hz)でも問題なく動作している。
③RADEモードはスケルチをオフで使うことはできない。スケルチはONのまま。
④FreeDVは送信時のピーク電力を20%程度に抑えて使用する。7MHz国内なら10w~30wで十分。ただし相手がSメーターで6以下の局はプツプツでSNRが表示されない場合がある。
3.5MHzではS9以上でないときれいな音声が受信できなかった。
FreeDV送信時無線機のパワーを10~30wにしてSCU-17の送信VOLで出力を調整する。
FT2000Dで50Wに上げて3分も話をすると200w無線機のFANが高速回転する。AMモードだと思って無線機を使う。このぶんだとFT2000Dでも70w以上で連続送信するとおそらく無線機が壊れる。FT8は帯域が狭く総合電力が少ないし文字データのショートQSOなので1局くらいなら150w近くでも問題なさそう。
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【FreeDVのオーディオ設定】
【受信(Receive)】
上の段 (モデム入力) 無線機からPCへのオーディオ入力 4-USB Audio CODEC (SCU-17)
下の段 (スピーカー出力) オペレーターが音を聞くためのUSB DAC LUX MAN OT2
設定後必ず Applyを押す
【送信(Transmit)】
上の段 (マイク入力) ×USB接続Webcam 内蔵マイク
①ジャックマイク
もしくは ② 3-USB Pnp Sound Devise
下の段 (無線機へ出力) PCから無線機へ出力 USB Audio CODEC (SCU-17)
設定後必ず Applyを押す PTT Testの後 OKを押す。
【CAT and PTT config】
■Enable CAT control via Hamlib
Rig Model FT2000
Serial device for hostname Port COM3(仮想ポート)
Serial Rate 38400 (FT2000はMENU-028 CAT RATE 38400にしてある)
PTT uses RTS
PTT serial Device COM4 (仮想ポート)
APPY OK
すでにOmniRigがインストールされているがFreeDVはOmniRigを使わなくても内蔵されているHamlibという無線機制御機能を利用して直接無線機とシリアル通信(CAT制御)を行うことも可能。HamlibはFreeDVのインストール時にライブラリとして最初から組み込まれている。
Enable CAT control via Hamlibで設定する。
OmniRigは FT2000D ⇔OmniRig⇔FreeDV HAMLOGと連携する場合に使う。
【SCU-17の設定】
【SCU-17】のRXつまみで音量を調整
FreeDVのウオーターホールを見ながら過入力(真っ赤)にならないように、信号が青・黄緑・赤で浮かび上がる程度に調整する。 18dB
【SCU-17】のTXつまみで変調レベルを調整する。
FT-2000のALCが振れ始めない程度。
FreeDV マイク入力の調整(FreeDV 画面)
送信時にMicスコープが+-0.4以内になるようMic Levelを合わせる。画面では6dB以内
スピーカーとマイクレベルのスライダーは同じつまみで調整する。(受信と送信時につまみが切り替わる)
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FreeDV Reporterについて
・FreeDVの周波数表示はKHzである。例えば7,167.0KHz コンマとピリオドに注意。
運用バンド並びに周波数の変更は無線機ではなくFreeDVのほうからと聞くが定かでない。単位がKHzなのでコンマとピリオドに注意。
・FreeDV Reporterのバーのタブはクリックしてつまんで移動させることができる。
これにより表示の順序を変えて自分の見やすい画面にすることができる。
現在はCallsign>RXcall>SNR>Rocator>Km>Hdg>KHz・・・・にしてある。
・FreeDV Reporterの画面から文字数は少ないがTXT文を送信できる。
下にあるidle Off Message の隣にキーボードから短文を打ち込み sendボタンを押す。
テキスト文が送信されると自局データーのハイライトがピンク色になる。
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FreeDV2.4.0ソフトの設定
画面の左側 FDV Reportng Tunrn Off 今は触らない。(FreeDVに表示されないようにする)
Tools→Options
・Reporting Enable Reporting Callsin JA2QBS PM85iJ
・Report to PSK Reporter にチェック
・Report to FreeDV Repoter にチェック
Tool Option Rig Control
・Enable key for PTT → space
・Enable Time-out timr(ToT) 180 second
Frequency/Mode control Option
・Enable frequency changs only にチェック
Frequency entry in KHz にチェック
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FreeDVのイコライザーを設定する
相手からの音声がこもった感じだとレポートをもらったため。それとこもった感じが回り込みだとのレポートをもらう。→後日、原因はWebカメラ付きのMICの不良だと判明。
自分の声をFreeDVでモニターしてイコライザーを調整する。
準備
・無線機にダミーロードに入れる
・FreeDV画面の左側のFDV ReportingをTurn Off→Turn ONにしてFreeDV Reporterの画面に自局のコールサインが表示しないようにする。
XMITをマウスで右クリックしてMonitor transmitterにチェックを入れる
①その下のAdust Moniter Volumeのモニターレベルを0から下げて聞きやすいように調整する。
②TooL→Filterを開く
送信して自分の声をモニターで確認する。
中央下側のイコライザーをEnable(有効)にする
低音が聞きすぎているためクリアにする。→Bassを下げる。
Bass Freq→180Hz Gain 0 →-20dB
自分の声を聞いて納得したらOK 。音声にタイムラグの遅れがある。
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無線機の周波数(TCXO)のズレについて 調整方法
FreeDVで交信中に相手から周波数が-10Hzずれているとのレポートをもらう。
FT-2000Dの簡易な校正をマニュアルに従いハワイの標準周波数時報局「WWVH」10.000MHzまたは15.000MHzを受信して設定メニューから調整する。が10Hz以内に合わせることは目視では難しい。
また、ゼロビートをとればいいとのアドバイスをもらうが無線機を開けてTCXOを調整することになるのでもっと難しい。
しかし30Hz程度のずれがあってもFreeDV側で自動修正するので問題ないとなっている。
操作
FT2000D を15.000MHzもしくは10.000MHzのWWVHを受信する。
無線機のRX CLAR ・ TX CLARボタンを押して0クリアにする。
無線機のMODE をUSBとCWボタンを同時に押してどちらも点灯するモードにする。
無線機の周波数表示の下にスケールが表示されるため
無線機の設定メニュー043 GEnE FRQ ADJを選び サブダイヤルを回して点滅がスケール中央の赤枠内に入るように回して調整。この時は-1でほぼ中央にきた。その後MENUボタンを押して記憶させる。終了(この操作でTCXOの周波数が変わったわけではない。)
FT2000Dには外部基準周波数を直接入れる端子は付いていない。
八重洲無線サポートセンターに問い合わせたらTCXOの調整・または交換修理見積は40~50K円。
なお、043メニューの0~+-25の数字は周波数を表示しているのではないと回答された。
ちなみにFT-2000Dに入っているTCXOは34.500MHzである。(TCXO部品番号TTS14VSB-A11の在庫は調べないと確かではないがおそらく無いと言われた。)
FreeDVの実際の交信でレポートをもらったが-1で周波数が-12.5Hzずれているとのことであったのでメニュー43で+25にしたら-3Hzのずれというレポートをもらった。
やはりFT2000Dのマニュアルによる基準周波数の調整で+-0にできない理由もわかった。
これ以上は変更できないのでこのままとする。
《追記》
AIで調べてみた。FreeDVが相手の周波数の誤差を表示するのは自局の無線機を基準として相手の相対的なズレを表示しているとなっていた。
これが事実であれば安易に交信相手に周波数のズレをレポートするのは控えておいたほうがよさそうだ。相手の基準周波数がGPS同期発信機を搭載して完全であればよいが、そうでない相手の無線機に合わせて+-0にしても校正したことにはならない。
それとここに表示される周波数のズレ表示は常に変動している。
【実験】WaveSpectraとWWVHで周波数校正 2026.10.11
WWVHとフリーソフトWaveSpectraを使い無線機の基準周波数の校正を行う。
無線機前面のヘッドホン端子とPCのMICジャックをオーディオケーブルで接続する。
WWVHの電波が強く入る周波数、今回は15.00000MHzを受信し、周波数を14.99900MHz USBモードで1000Hzずらして受信し、1000Hzのトーンを受信する。
WaveSpectraを起動してPCに入力されたトーン信号のピーク波形を画面で確認し、無線機のメニュー043で基準周波数を+-25変更できるように設定する。
WaveSpectra画面のトーンのピークを1000Hzの赤のグリッド線に重なるように校正する。
WaveSpectraの精度はPCのクロックの精度に依存しているが1KHzのオーディオ信号に対して+-0.1Hz以内となっている。
2026.10.5
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その他の設定
①FreeDVウオーターホールの上の送信受信のカーソルを調整する。
カーソルの上でダブルクリックすると赤と緑のカーソルが動く。
もとに戻すにはカーソルの上でマウスのホイールをぐっと押すと赤と緑が重なって一致する。
②受信している相手の周波数のズレが分かる設定
Tools→options→Modemで一番下のModem StatisticsのShow Decode Statsにチェックを入れる。
そうするとFreeDVのウオーターホール画面の左側下のFrqoffのところに-3.3とか表示される。
自分の送信周波数のズレは表示されない。
JP7OGE局からのアドバイス 2026.10.6
③FreeDVの音声を録音、再生機能
FreeDVの受信状態でAudio Recording →Record→Start 録音開始
音声スペクトラムの画面の別画面で
Recording type Off Airで送受とも録音
DecodedをクリックでDecodeされた音声が録音される。
再度Recordをクリックすると録音停止。
録音ファイルはOption Audio 設定で任意のFreeDV録音フォルダに保存される。
④送信タイムアウトタイマーの変更
Tools Options Rig control タブ TOT option 180秒→ 240
無線機のためにも短いほうが良い。
⑤同一周波数の待機中の局を絞り込む
デコード中に右の画面のFreeDV Reporterの下側のTrack+freqを押すと同一周波数の待機中の局が絞られて見やすくなる。
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今回FT2000+SCU17+SCU21、PCの設定はGeminiで調べたが不具合や不明点があり、JA1MEI局,JA7HZF局,JP7OGE局からレポート、アドバイスをもらった。
FreeDVは交信は出来たがFT8のように次から次へと交信ができない。
QSLカード交換の話も出ない。
引き続きWindows11で実験中。
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2026.10.4