50MHz Loopアンテナの実験①
LoopアンテナはDPの2倍の利得があり且つ広帯域でとてもいいアンテナだと考えていますが現状としては50Ωの同軸ケーブルで直接給電できないのが難点です。
そこで、給電部を2エレのマルチにしたら単純にインピーダンスが半分になり、50Ωの同軸ケーブルで給電できるのではないかと思い実験して見ました。
今回実験に使った材料は10mmΦグラスファイバーロッドと16mmΦ樹脂園芸用2m棒を園芸用クロス金物で止めてエレメントは0.5mmのジャンパー線を波形ガイシに繋いでいます。エレメントはほぼ同じ長さのジャンパー線2本のループを波型ガイシでマルチ接続しています。【写真】 このアンテナを移動運用で使う3mのアルミポールで上げてアンテナ高は5mです。
結果は10mの同軸ケーブル込みでSWR 1.75まで下がり給電部接続点を移動するだけでさらにSWRが変化します。2つめのループ部分はヘアピンマッチとして働いているような気がします。
それに何かしっくり来ません。